10GbpsのRJ45が4ポートあるファンレスのスイッチがやっと手の届く価格で発売されたと聞いて、レビューもほとんど無い中で我慢しきれずに購入してしまった。
購入したのはMikroTik CRS304-4XG-INです。
Geticというサイトで$ 153.66でした。
円安だし送料や輸入消費税などが掛かり、結局約3万円程になってしまった。
レトビアから1週間程で届きました。
オマケで鉛筆が入ってた。
ACアダプターはUSタイプを選んだのでそのまま使えました。
10Gが4ポートと1Gが1ポート
後ろにDCジャックが2箇所
横にも電源の入力がある。
全面の1GポートのPoE給電にも対応。
裏はこんな感じ。
1GポートにPCをつないでPCのIPアドレスを192.168.88.2とかにしてブラウザで192.168.88.1にアクセスします。
本体裏側のラベルに書いてあるIDとPASSでログインします。
PCを繋いで無事に繋がったんだけどスピードが出ない。
ちゃんと10Gでリンクしているのにどうやっても1Gのスピードしか出ない。
アンマネージドスイッチしか使ったことがなかったので設定が全然わからない。
PCのNICの設定でジャンボパケットの数値を変えてみるとスピードが変わることを発見!
調べてみるとMTUの数値が1Gの1500になっている事がわかりました。
さっそくL2 MTUの数値を10Gの9000に。
MAXで10218だったので大きいほうがいいのかなと思い10000にしてみた。
iPerf3を走らせるとビットレートが9.46Gbits/sec出るようになった!
MTUの設定すら知らなかったのでいい勉強になりました。
買ったの失敗したかもと思いましたが無事にスピードが出るようになり一安心。
ちなみにRouterOSで立ち上がっているんですがスイッチ専用のSwOSでも起動出来るはずだと思うんですが、RouterOS の System > RouterBOARD > Settings > Boot OSでSwOSに選んで再起動しても全く反応を受け付けず繋がりません。
リセットボタンを押しながら電源を入れ、緑色LEDが点滅したらボタンを離すと初期化されRouterOSで立ち上げなおすしかありませんでした。
今はまだ未対応でこれから対応してくるのかもしれませんね。
冬だからかもしれませんがファンレスですがそこまで熱いって感じではないです。
1ヶ月ほど経ちますがLogを見てもエラーもなく安定して使えています。
SwOSが使えないのは気になりますが、概ね満足出来ました。